コンビニいろいろ、大人

真新しいスソニーカー。どれも見覚えのないもふちのだ。それに明はレンズの小さな縁なし眼鏡をかけていた。お父さんが軽い近視だということは知っていたけれどそのデザインの、眼鏡をかけているのを見るのは初めてだった。縁なし眼鏡は、よく似合っていた。なんだ、もう来てたのか。待っただろう口調は落ち着いていて、静かで、の知っている父さんに変わりはなかった。あの夜、家を出てゆくときに見せた、懸った顔、曇った声、落ちた両肩あれはあの夜限りのことで、今はもう消えている。考えてみたら、あれからもう3週間以上経っているのだ。久しぶりに仰ぐその顔から受ける印象みはを言葉にしようとして、はちょっとのあいだ、目を陛って考えた。ゃ上手く表現できない。お母さんほどじゃないけれど、お父さんも痩せたみたいだ。だけどあ(小やきっぱりとして)若返ったみたいな感じがする。(パカ、だな、そんなワケあるかよ)父さんが家出して若返るなんて、考えるだけで失礼だ。誰に?曹も。それはえっと、僕にも母さんにそんなにしげしげ見られると、父さん、きまりが悪いなあ3谷明は微笑してそう言った。はあわててまばたきをして、ず、お母さんに、お昼代500円もらったなんてことを口に出した。